代表プロフィール・会社概要

私は秋田県の小さな町で生まれ育ちました。広がる田んぼ、端から端まで歩いて数分の商店街。お化けが出ると噂の廃屋に入ってパトカーに乗せられたり、スーパーで会計をせずにプリンを持って帰って母親に怒られたり。

中学生の頃に10歳下の弟が生まれ、保育園のお迎えなどを妹としていました。思春期真っ盛りの私は自分優先で友人と遊んでばかりでしたが、お世話をしていると何とも言えない柔らかい感情が湧き上がってきたのを覚えています。

それが保育という仕事に就くきっかけだったと今は思えています。

18歳で上京、幼稚園教諭の友人に「男性でも保育園で働ける」と教えてもらい、専門学校へ入学。卒業後、幼稚園で担任・園バスの運転手・公立保育園の非常勤などをしながら、公務員試験を突破、公立保育園の正規職員となりました。

憧れの保育士として働き、多くの学びをいただきました。それと同時に、素晴らしい保育士が辞める選択をしなければならないなど、公立のしがらみや限界も感じ始めました。

「もっと柔軟な保育があっていい」
「保育は子どもたちのためにあるはず」

そう悩みながらも流される日々、ついに決断して公務員という安定した職を捨て、違う場での模索を始めました。

社会福祉法人での主任、株式会社が運営する認可園の園長を経験させていただき、行政とのつながりや保育の制度をまざまざと体感。視点が保育全体や社会へとシフトしていきました。

「社会全体で子どもたちが生き生きと育つ土壌を、地域で作れないだろうか」

各園や施設、国や行政には限界があるなら、子どもたちの育ちを支える仕組みを自分たちで作ればいいんじゃないか。

子どもたちの成長と同じように、会社の取り組みも柔軟に挑戦的にいろいろなことを面白がって活動したいと思っています。一緒に面白がって遊んでくれる仲間をどんどん集めていきたい。子どもたちが未来に希望を抱ける社会に向けて、まずは大人が楽しむことから、私自身がまっすぐに楽しむことから始めようと思います。

COPYPRO代表・千葉琢磨